医学博士 松本仁幸氏の理論、さらには新種ウイルス蔓延!のこと。

    2020/ 04/ 12
                     
    シェーグレン症候群の完治の理論と根拠



    その化学物質は、はじめから使用量が決められているので、死ぬことがないということが分かっている化学物質なので、何も病気を起こす怖い原因というのはこの日本には皆無なのです。

    シェーグレン症候群の専門家といわれる臨床家はどのようにしてシェーグレンシンドロームという診断を下すのでしょうか?まず自覚症状的に、口が渇く、目が渇く、の二つがポイントとなり、さらに血液検査において抗SS-A/Ro抗体と抗SS-B/La抗体のふたつを調べて陽性であれば診断をつけます。このような症状を持った私の膠原病の患者は数多くいます。私はいつも説明しているように膠原病は近代文明が作った化学物質が体内に侵入し、人体の結合組織に沈着したこれらの異物を排除しようとするときに、IgGを用いて炎症を起こし、これが様々な症状として自覚され、これを病気と称しているだけなのです。たまたまこのような化学物質が目の涙腺や口の唾液腺などの結合組織に蓄積したときに、そこで炎症を起こせばシェーグレンと診断をつけているだけです。生命には全く関わりがないのですが、学者は愚かにもその原因を解明しようとせずに、新たに自己免疫疾患なる病気の概念を作り出して、ますます自分自身を袋小路に追い詰めてしまった一例です。

     既に何回もくどいほど述べたように膠原病とアレルギーは同じ異物を敵として戦っているのです。実はアレルギー性結膜炎の敵とシェーグレン症候群の敵とは同じ異物なのであります。シェーグレン症候群に見られるドライアイは、実はアレルギー性結膜炎の間違った治療によってもたらされたものです。花粉症に見られる涙目とか痒みを抑えるために、リンデロンの点眼薬や抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤を投与することによって、アレルギーの症状は一時的に消失しますが、その結果ドライアイが生まれるのです。同時に免疫の働きを抑えることにより、つまりIgEを作る遺伝子の働きを変えることにより、IgEが作られない代わりにIgGに逆クラススイッチすることをさせているのです。この結果、アレルギー性結膜炎がドライアイとなり、かつシェーグレン症候群という膠原病が生まれたのです。つまり、例のごとくはじめからシェーグレン症候群があるのではなくて、アレルギー性結膜炎をいつの間にか膠原病に仕立て上げてしまったのです。近頃シェーグレン症候群も加速度的に増えだしたのは、まさに眼科医がリンデロン点眼薬などを安易に出し続けることによって生まれた威厳病のひとつなのです。従ってシェーグレンを完治させるのもアレルギーにクラススイッチさせ、最後は自然後天的免疫寛容を起こせばよいだけなのです。

     ところがシェーグレンについてのテキストをお読みになればお分かりのように、それこそ読めば読むほど訳のわからないことが羅列されております。患者が真剣に読めば読むほどシェーグレンと診断されただけで生きた心地がしなくなるほどです。原因は分からず、最後は死に至る病であると書かれています。私が既に何回も述べているように、この世に原因の分からない怖い病気というものはもはやありえないのです。人類発生以来、今もなお恐れるべき敵はウイルスだけなのです。ところがウイルスを含む感染症のほとんど全てがワクチンと抗生物質によって制圧されてしまったので、病気はなくなったといえるのです。ましてや死ぬ病気などというものはこの世から消え去ってしまったと言っても過言ではないのです。あなた方の周りを見て御覧なさい。あなた方の知り合いの若い人が死んだという経験をしたことがあるでしょうか?人類を長い間苦しめてきた感染症でさえ若い人の命を奪った例を見たことがありますか?自殺や交通事故ならばしばしばあるでしょうが、いわゆる若いときに病気で死ぬことがなくなったので日本は世界一の長寿国になってしまったのです。老人でも感染症で亡くなる人はほとんどありません。圧倒的な死因は癌と成人病だけであります。癌は生命の神と言ってもよい遺伝子の異常で起こり、これは外から入ってきた敵ではなくて、内なる生命の設計図が死を命じただけなのです。成人病もいわば贅沢病であり、人間が食欲という快楽を最大限に野放図に満たそうとしたために必要な栄養が過剰に摂取され、糖尿病になったり、それらが血管壁に沈着したために生じたものです。これも自分で作った過剰栄養によるものですから、贅沢をやめれば起こらない病気ですから何も怖いことはありません。

     それでは最後に残った病気の原因は何でしょうか?言わずと知れたアレルギーと膠原病です。これらの原因はまさに金儲けと便利さと快楽を追求した結果生まれた人工の化学物質であります。5台栄養素と水と酸素以外に人間にとって必要なものはないはずですが、それらに化学物質が入り込み、それが免疫に異物と認識され、それを排除しようとするときに見られる症状を学者は病気といっているに過ぎないのです。この病気も文明の造ったおびただしい数の化学物質を作ること、使うこと、また摂取することをやめれば起こりえない病気なのであります。しかしながら人類は快楽を求めて営々として生き続けてきました。いまさらこの文明の所産を否定することはできません。私達はまさに食べ物を食べているのではなくて、農薬をはじめとする化学物質を食べて生きているといってもよいくらいに全ての飲食物に化学物質がたっぷり含まれています。

     さて、このような文明の産物を体内に入れられたときに人体はどのように反応するのでしょうか?これらは人体に取り込まれると全身の結合組織に栄養と共にばら撒かれます。栄養は細胞に取り込まれますが、それ以外の不必要な化学物質は結合組織に蓄積せざるを得ません。人体は250種類の違った細胞と、結合組織から成り立っています。この結合組織は異なった細胞には関わりなく、ほとんど同じ性質の同じ成分の膠原線維から成り立っています。この膠原線維は線維芽細胞によって作られます。このような組織を結合組織とよびます。まさに細胞同士を結合させる役割を果たしているから結合組織とよばれるのです。人体はトータル的には細胞が50%、結合組織が50%から成り立っているといわれています。この50%のあらゆる結合組織に蓄積した化学物質は、異物をすぐに見極め貪食して処理しようとする大食細胞が待ち構えています。この大食細胞や血管から常にあらゆる結合組織に染みだして、敵を今か今かと首を長くして待っている番兵細胞ともいえます。全ての免疫活動の出発点は、この大食細胞が敵を認識し食べることから始まるのです。最後はIgGやIgEを作ることになるのです。免疫学はこの出発点から抗体を作る到達点までの極めて複雑な遺伝子の発現を精細に研究解明することなのです。現在は細胞分子免疫学といわれるほどに、ほとんどが解明されているといってしまっても過言ではないでしょう。最後に残された免疫学の分野は、どの遺伝子がどの免疫活動を支配しているかであります。優秀な免疫系の遺伝子を持った人は、異物を認識し様々な抗体を作る能力に優れており、これらの異物を排除しにかかります。これをIgEで処理しようとするとアレルギーになり、IgGで処理しようとすると膠原病になるのです。

     さて、シェーグレンに見られる症状は実際にどのようにして起こるのでしょうか?人体は体中に粘液やホルモンを作り、分泌する組織を持っています。ホルモンを血管内に分泌する組織を内分泌腺といいます。粘液を結合組織に分泌する腺組織を外分泌腺といいます。ホルモンも粘液もそれぞれの作られる組織によって役割が異なります。しかしながら内分泌腺組織同士は類似の構造をしており、従って結合組織も似たような結合組織であると考えられます。同じように外分泌腺組織同士も似たもの同士であり、従ってそれらの細胞を支え結びつける外分泌腺の組織も似ているのです。とりわけこのような外分泌腺から組織に放出される粘液は粘着性が高くて、様々な異物を引っ付けてしまうのです。このようにして蓄積した化学物質を免疫が異物と認識し、このようなインベーダーとの戦いが始まります。

     免疫を抑えない限りはこれらの化学物質は簡単にIgEで処理されるのですが、免疫を抑えると逆クラススイッチが起こり、IgEが作れなくなり、IgGの産生がさかんとなり、同じ異物をIgGを武器として用いれば膠原病となるのです。このIgGは化学物質と好中球や大食細胞と結びついて、これらの細胞から組織を傷つける炎症を起こし、外分泌腺で作られた粘液が作られても結合組織に出せなくなり、さらに角膜や結膜が乾燥したり、口の中が渇いたりして症状が出現し、この症状をシェーグレンと称しているわけです。

     さらにシェーグレンの合併症としてリウマチもよく見られるのは当たり前のことなのです。それは同じ異物が250種類の細胞組織の結合組織に散らばっているので、外分泌腺の結合組織で起こっていることが、たまたま関節の結合組織で生じても何も不思議ではないのです。しかも関節はある意味では外分泌腺と同じ役割をしているとも言えるからです。関節腔は滑膜から成り立っており、この滑膜には滑液を産生するA細胞、B細胞、C細胞の3つの細胞から成り立っており、ヒアルロン酸をはじめとする粘性の高いゼリー状の溶液を産生し、これを粘っこい滑液として関節腔に放り出し、骨同士の衝突の摩擦から骨を守っているのです。ここにも化学物質が入り込むと、これを処理するために戦いが始まり、リウマチとなるのも当然のことなのです。

     ここで皆さんはお気づきになったと思いますが、病名というのは如何に曖昧なものかがお分かりでしょう。まずシェーグレンという病名がどのようにして付けられたかお話しましょう。たまたま1933年にシェーグレンという眼科医が口腔乾燥症、乾性角結膜炎などの、19例の症例を見つけ、それを報告したのにちなんで名づけられただけなのです。原因が何なのかは免疫学がほとんど発展していなかったので分かるはずもなかったのです。18世紀の後半に産業革命が起こり、化学物質が徐々に全世界にばら撒かれるようになりました。アレルギーも天然の異物に対してのみならず、人工の化学物質に対して増えていったのは、やはり産業革命以後でありました。アレルギーも膠原病も原因は同じですから、軌を一にして手を取り合って増えていったのは当たり前のことなのです。ところが病気の原因を追究する免疫学がここ20年で飛躍的に伸びたために、原因の分からない病気がほとんどなくなってしまいました。しかしながら現代の資本主義は金融資本主義でありますが、やはり化学物質を製造する産業資本主義が基盤であります。産業資本主義で儲けた有り余ったお金を金融に回して、金が金を生むという金融資本主義に変わっただけなのです。やはり化学物質は大量に生産し、世界にばら撒いてお金を儲けるのが基本です。このようにばら撒かれた化学物質が世界中にアレルギーや膠原病を広めている原因であります。ところが現在最後に残っている病気の原因、つまり人体に入り込む異物は化学物質であるということを医学会が認めることはとても許されることではないので、今なお病名を病気の原因によって正しく分けることができないのです。

     高度に発達した現代文明社会に最後に残された病気の原因は、まさに化学物質汚染症であります。これを排泄するために見られる症状を、愚かにも臓器別に器官別に名前を付けて病気と称してお茶を濁しているだけなのです。もし病気の原因を明確に産業界が作った化学物質であると断定すれば、医学界は敢然と産業界を敵に回すことになります。なぜならば産業界は自分達が作った人体にとっての異物がアレルギーや膠原病の原因ということが科学的に証明されれば、PL法で莫大な賠償金を患者に払わざるを得なくなるからです。(PL法とはProduct Liability の略語であり、製造物責任法と言われるものであり、病気の原因を作った製造会社が責任を取らされて罰せられる法律であります。実は最近東京で訴訟がありました。東京に住んでいる喘息の患者さんの団体が日本のトヨタをはじめとする6大自動車会社を訴えました。自動車の排気ガスに含まれる窒素酸化物の粒子が喘息の原因であり、あなた方の責任であると訴えたのです。自動車会社はすぐに裏で手を打ちました。12~13億円の保証金を出して示談で終わらせたのです。このまま裁判になれば、花粉症もアレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎も、自動車の排気ガスによって起こるものであるということが判明することが怖かったからだと推察されます。)

     製薬メーカーに支えられた医学界も資本主義社会の重要な権力の一部でありますから、真実を語るのを躊躇します。私はどこの馬の骨かも分からない一介の開業医ですから、真実を語ることを許されますが、完璧に医学界は私を無視しきることができます。ましてや真実を語っているのは世界ただ私一人ですから、アホな医者として放置するだけで痛くもかゆくもないのです。ところが私には病気で悩んでいる患者さんがいつも目の前にいます。患者さんの病気を治すのは医者としての使命であり、その代わりに報酬を得ているのです。病気を治すためには原因が分からなければ絶対に治すことはできません。原因が分からずしてどうして治すことができるのでしょう。絶対に治療が不可能にもかかわらず世界中の医者は原因不明であるけれども臆面もなく治療と称して病気を日々拡大再生産しております。医学がこれほど発達したにもかかわらず、世界中に病気が増え、患者が増え、医療費がうなぎのぼりに高騰しています。

     とりわけ膠原病に関して言えば、訳の分からない自己免疫疾患という概念を持ち出して、病気の原因を患者さん自身に着せてしまいました。自己免疫疾患というものはあり得ないことは既に論証済みですが、敢えて決定的な証拠を述べておきましょう。

     間違って自己免疫疾患と称されている病気は、自己の免疫が自己の成分を攻撃しているという考え方です。それでは自己を食べる大食細胞や樹枝状細胞や濾胞樹枝状細胞が今まで学会で報告されたことがあるでしょうか?このような細胞が自己の一部を食べて、それをペプチドに分解し、クラスⅠMHCやクラスⅡMHCと結びついて、これらのペプチドをTリンパ球やBリンパ球に提示するという記事が一行も書かれていないのはどうしてなのでしょうか?大食細胞や樹枝状細胞や濾胞樹枝状細胞などは抗原提示細胞と言われます。この提示細胞の働きがなければ、絶対に抗体は作られることは不可能なのです。つまり、人体の中に人体の細胞や組織を食べる人食い提示細胞がなければ、自己免疫疾患は絶対に起こらないのです。しかしこの問題については全ての学者が口を黙して一言も触れようとしません。にもかかわらず、医学者は突然に馬鹿になって、100%非論理的な自己免疫疾患という言葉を捏造し、真実をねじ伏せてしまっています。こんな簡単な免疫の事実は医学生でも分かることなのです。

     私は左目に当たった硬球のために、その後左目の強度視力障害と頚椎症のために、20年間棒に振りました。しかしながら死ぬことができないので社会に出ることを雌伏し、こっそり3つの大学に籍を置き、社会的モラトリアムをやり続けました。しかし最後に自分の病の原因を知るために3つめの大学である京都府立医大に入り直し、やっとこさ医者になった後に漢方の出会いがありました。それにより20年間苦しんだ偏頭痛が本当に良くなり、そこから再び人生をやり直しました。そして開業してからも博士号をとるために、10年間月曜木曜の休診日に府立医大に出かけ、博士号を取得しました。そして22年間のステロイドをはじめとする一切の免疫を抑制する薬を使わないで、のべ何十万人という患者さんを診てきました。この中であらゆる症状を持った患者さんから、医学の本質、病気の本当の原因、病気を治すのは患者の免疫であるということを骨の髄まで学び取ることができました。この間、発展著しい免疫学を自学独習し、いわば松本医学を打ち立てたのです。

     松本医学とは何か?答えは極めて単純であります。病気とは何かというと、異物であります。この異物を処理する時に免疫が発動し、この異物と免疫の戦いが症状となり、この症状を古来から病気と称しているのです。とすれば、この病気というのはまさに入れてはいけない敵を排除する正しい戦いである訳ですから、怖がるどころか自分の免疫の凄さを称えるべきものなのです。この免疫の勝利の仕方は2つあるのです。1つはこの異物である敵を殺すことであり、この場合は感染症となります。2つめの勝利の仕方は異物と認識したときに、その異物が殺すべきウイルスや細菌でない限りはIgGで戦う場合とIgEで戦う2つの場合があるのです。IgGで戦えば膠原病となり、この膠原病をIgEで戦うように自然にクラススイッチを行わせ、IgEのアレルギーに変えてしまえば最後は共存するという勝利の仕方であります。言うまでもなくアレルギーだけの人はIgEの世界だけの戦いでありますから、膠原病を起こさずに直接に自然後天的免疫寛容を起こし、この異物と共存することが簡単にできるのです。異物に対しては殺すか共存するかの2つしか勝利はないのです。そのためには絶対に免疫を抑えてはならないのです。ところが製薬メーカーは免疫を抑える薬しか作れないので、治る病気も治らなくなってしまうのです。もちろん製薬メーカーの作るワクチンと抗生物質は製薬メーカーの医療に対する最大の貢献であることはいうまでもありません。しかし、アレルギーと膠原病に関しては免疫を抑えるという全く誤ったとんでもない薬を作っているのです。この事実は一介の開業医である私だけが知っているわけではありません。さっき述べたように、大学の医学部の教授先生がこの真実を公表すれば、彼らは大学で生き続けることができないでしょう。世界の医療界は製薬メーカーが牛耳っています。研究費も学会の運営費も全て製薬メーカー持ちであります。いずれ松本医学が世界に認められる日が来ると思います。なぜならば早晩医療費がもたなくなるからです。早く来ることを祈っています。

     本題に戻りましょう。シェーグレンにしろ他のあらゆる膠原病に分類される病気は、何も決して特別な病気ではないのです。ましてや自分の免疫が自分の外分泌腺の細胞を攻撃しているわけではありません。ちょうどそれはリウマチの患者さんの免疫が自己の成分である滑膜の細胞を食べて、それを攻撃しているわけではないのと同じです。攻撃しているのは細胞を支えている結合組織に留まっている化学物質なのです。私の患者さんにはシェーグレンもリウマチも多発性筋炎も同時に持っている患者さんがいます。全身的な結合組織の炎症が自覚症状として見られる患者さんをSLEと名づけたりします。日本語では全身性紅斑性狼瘡といいます。さらに別に様々な多くの膠原病を同時に持っている患者さんをMCTDとかオーバーラッピングシンドロームとも名づけますが、こんな病名は全て無意味な病名です。

     なぜ無意味であるかというと、1つ目はなぜこのような症状が起こるかということを誰もが説明できない病名であることがいえます。2つ目は、病名というのは時代の流れの中でたまたまそのような病気を診ている学会の人たちが、勝手に無理やり付けた面があります。3つ目は、以前はドイツの病理学者であるウィルヒョウが19世紀に確立したといわれる組織病理学が最近は人気がないのです。それは病名に特異的な病理組織というものが実はなくなってきたからです。例えばアレルギーについて言えば、気管支喘息の粘膜の病理組織と、鼻炎の粘膜の病理組織とは特異的な違いがないからです。膠原病で言えば、リウマチの滑膜の病理組織と、潰瘍性大腸炎の粘膜の病理組織とは特異的な違いがないからです。というよりも19世紀のウィルヒョウの時代には免疫学が今ほど確立されておらず、病理学が免疫学によって意味づけられることがなかったからだと言ってもいいかもしれません。4つ目は、結局病気の原因は異物を排除する戦いであるということが分かってきたので、その異物はウイルスか細菌か、また化学物質か癌か成人病か、のいずれかであることが分かり、その戦いの場所によって病名が付けられているに過ぎないということが暴露されてきたからです。(癌は繰り返して言いますが、実は病気ではないのです。遺伝子の命令ですからこれは言わば後天的遺伝子病というべきもので、今後も癌を治すことは永遠に不可能なのです。わたしもいずれ癌で死んでしまうでしょう。年取ってがんで死ぬことに何の恐れを抱く必要もないのです。)

     このようにシェーグレンの原因が分かってしまえば、少々不愉快な口の渇きや目の渇きのような症状があっても、死ぬことは絶対にないので何も心配することはないのです。特にシェーグレンの人はドライアイの症状で受診されることが多いのですが、既に述べたように、このドライアイも、実を言えば元来アレルギーがあってリンデロンの点眼薬や免疫を抑える薬を常用したために、アレルギーであったものが膠原病になった場合がほとんであるということ分かりました。アレルギーの治療をやっている間に口も渇いてきたという症例がたくさん見られるわけですから、やはりシェーグレンも医原病であると考えています。つまりIgEの免疫の働きを薬でIgGの働きに変えてしまったためです。

     さらに抗SS-A/Ro抗体と抗SS-B/La抗体は、症状がなくても他のリウマチの膠原病の患者さんで高い人はいくらでもいます。膠原病自体がその原因が化学物質であるということですから、その化学物質自体が人間を死に至らしめない限りは何も怖くはないのですから、シェーグレンも恐るるに足らずというのが結論です。ましてや漢方で目の渇きなどは簡単に取れますから、わいわいがやがやと言う程の取るに足らない症状にすぎません。ただ、いつも言っているように、当院に来られる前にどれだけ免疫を抑えてこられたかが、リバウンド現象を苦しむ度合い、クラススイッチをするのにかかる時間、免疫寛容を起こすのにどれだけ長く苦しむかを決めるファクターとなります。現代は製薬メーカーの作る薬の90%以上は、全て免疫を抑えて、症状を一時的に消すだけですから、それをやめた時に出現する離脱症状はまさに医原病に他なりません。

     なぜステロイドが症状を一挙に消し去ることができるのに、ステロイドをやめた後のステロイド離脱症状を簡単に取れない理由を説明しましょう。答えは極めて簡単です。ステロイドを投与すれば一挙に免疫細胞の核の中にある遺伝子に入り込んで、一瞬にして遺伝子の働きを変えてしまい、免疫の働きが止まります。ステロイドは遺伝子をころすことはできないのです。なぜならば遺伝子は生命でも無生物でもないのです。言わば機能的な暗号装置といえます。この装置のシステムを一時的にステロイドは間単に変えてしまうことができるのです。ところが、このように遺伝子の発現がステロイドで変えられてしまうと、それを元に戻すのが極めて時間がかかります。言わば傷ついた暗号装置を自分で修復することが必要なのです。この遺伝子の異常が多ければ多いほど修復に極めて長い時間がかかってしまうのです。とりわけリンパ球の遺伝子が変えられると、リンパ球の幹細胞が減ってしまうことがあるのです。リンパ球の数が減ると、クラススイッチや免疫寛容を起こすリンパ球も少なくなり、ますます異物との共存が困難になってしまうのです。さらに免疫細胞の遺伝子だけが異常になるのではありません。あらゆる細胞の遺伝子が変わり、様々な組織の変形や変性が起こってしまいます。これを戻すのに大変な時間がかかり、これらの細胞の幹細胞も減ってしまうと、元に戻すのが極めて困難になってしまうのです。

     ちなみにマイケルジャクソンの白斑症について述べましょう。これは同時に彼が50歳と言う若さで早死にした理由にも関わりがあります。マイケルジャクソンはどのようにして皮膚を白くしたのでしょうか?答えは簡単です。皮膚のメラニン色素産生細胞の遺伝子をステロイドで変えてしまったのです。おそらくそのステロイドはリンデロンだと考えられます。ステロイドを塗り続けたり飲み続けると、神経細胞由来であるメラノサイト(メラニン細胞)の幹細胞は遺伝子を変えられてしまい、その結果メラニン色素を作ることが減ってしまいます。何とか減ったメラニン色素を増やすために、幹細胞自身が普通のメラニン細胞に代わりメラニンを作り続けます。ステロイドが多ければ多いほど、この幹細胞はさらに普通のメラニン細胞となり、ますます幹細胞が減り、最後はメラニン細胞自身が作られなくなってしまいます。これはちょうど元金と利子の関係に似ています。元金が幹細胞であり、利子が普通の細胞であります。利子が少なければ元金に手を付けることになり、最後は元金も利子もなくなっていくのと似ています。お金がなくなったからといって直接生命には関係ありませんが、マイケルジャクソンの場合は、体中の皮膚の隅々に住んでいる生きたメラニン幹細胞を永遠に0にすることはできないので、ときに黒くなる皮膚に対してステロイドを塗り続けざるを得なかったのです。ところがステロイドで遺伝子を変えられるのはメラニン細胞やメラニン幹細胞だけではありません。皮膚から染み込んだステロイドは全ての細胞や幹細胞を傷つけます。結局彼は、最後は若くして命と元金も捨てざるを得なくなったのです。いずれにしろ遺伝子を変える薬はまさに毒薬なのです。

     ちなみが2つ続きますが、もうひとつちなみに話をしてあげましょう。今わが母校の京大で華々しい人気者がいます。山中信弥教授です。彼はiPSを作り出したことで時代の寵児になっていますが、遺伝子を変えようと頑張っています。ところが彼が皮膚の幹細胞から作った人工万能細胞は、癌化する可能性が取りざたされています。当然のことだと思います。遺伝子を変えられた細胞による逆襲ともいえます。癌はまさに遺伝子の異常ですから、遺伝子を変えられるということは癌も治せるはずなのに、彼は決して癌を治せるということは言いません。それどころか皮肉にも癌を作っているのです。


     私はこの世に神がいるとすれば、遺伝子が神だと考えています。自己の運命を死ぬまで決めているのは、生まれたときに与えられた遺伝子であります。この遺伝子は生命の誕生の際の64兆種類の選択の中から1つ決められてしまった運命と言えます。



     なぜ64兆種類の選択の中の1つであるかを説明しましょう。生命は38億年かけて営々と親が子に伝えてきたのです。この生命は遺伝子によって操られているのです。人間はまず父と母から23種類の染色体の組み合わせで、新たなる染色体を与えられます。つまり、1人の親からの染色体の組み合わせは2の23乗=800万種類あります。2人の親からの染色体の組み合わせは800万×800万=64兆あります。そのたった1つをもらい、自分の運命を決めるのです。このような想像を超えた運命を傲慢な人間が変えようとするのは、まさに神を超える仕業であります。私がいつも言っているようにこの世に治らない病気というものは遺伝子病しかないのです。治らない病気などというのはこの世に存在しないのにもかかわらず、なぜ遺伝子操作を続けようとするのでしょうか?神の定めた運命である遺伝子病さえも治すことができないのに、遺伝子病でも何でもない勝手に人間が作り上げた病気に対して再生医療と称してなぜ遺伝子を操る必要があるのでしょうか?浅はかな人間の知恵は38億年かけて作り上げてきた神の仕業である遺伝子をもてあそぶことは許されないことだとなぜ気づかないのでしょうか?

     山中先生に伝えてあげたい。彼は神戸大の整形外科の先生であるときに、リウマチが治らないと軽はずみに思い込んで、基礎の研究者になったようですが、リウマチなどというのは免疫を抑えない限り簡単に治る病気ですよと。原因もみな分かっているのですよと。

     原因が分からないのに治療をしてはなりません。原因が分からない病気というのは全て遺伝子病であります。この世に原因が分からない症状というのは本当は何もないのです。膠原病の原因は化学物質であり、共存することができるのです。この事実も山中先生に伝えておきたい真実なのです。

     最後に一言触れておきたいことがあります。シェーグレンでも特殊な抗体である抗SS-A/Ro抗体と抗SS-B/La抗体が高値であるので、シェーグレンだと言われてくる人がいますが、実はこの抗体を調べる試薬が一体何であるかが分からずして何となく試薬として使われているだけなのです。例えば抗核抗体というのを調べる際も、この血液検査屋の試薬が一体本当に人体の細胞にある核を用いているかどうか、それさえはっきりしないようです。現代の医学は検査医学であり、まるで人体を研究の為にもてあそんでいる側面が強いのです。現代の医学は病気の原因を追究し、病気を治すということをしていないので、真実の医学とはいえません。病院に行けば病気は治ると思い込ませ続け、最後は免疫を抑える毒薬によってドツボに患者を陥れるのが関の山が現代医学といえます。病気を治すのは医者でもなく薬でもなく、人体に生まれつき備わっている異物を正しく処理できる免疫だけです。本当の名医は全ての人が備えている免疫だけなのです。私は決して名医ではないのです。ただ免疫という名医の働きを妨害しないだけなのです。妨害しない限り免疫が感染症も膠原病もアレルギーも全て治してくれるのです。




    現代の病気の原因は感染症以外は全てが化学物質であります。


    朝から晩までマスコミは“病気は怖い、病気は怖い”とがなりたてるので、一般大衆は病気を得体の知れないものと思わせられているのですが、これも医療界、薬業界の宣伝によって作られた風潮です。一番正しい大衆に対する宣伝は、「この世に怖い病気は何もない、この世に怖い病気は何もない、この世に怖い病気は何もない、この世に怖い病気は何もない、この世に怖い病気は何もない・・・」と朝から晩まで放送することです。



    で、時は移り 新種のコロナウイルスの登場で 世界中が混乱状態⁉というわけですが、

    私自身は、室内~日用品はあるメーカーの天然由来成分のもの、外出時は口腔スプレー持参するなどして

    静観しております。

    ヒトは、文明生活の発展とともに 地球に対し 権力者は、酷いことをしてきましたから.......😢


                     
            

    再) 直接関係あるわけではないのですが、松本医学博士の理論、紹介させていただきます。

    2014/ 09/ 13
                     
    画像 255



     アレルギーや膠原病は全て完治する。 癌は病気ではない。


     まずアレルギールギーと膠原病の原因は何か? どのようにしてアレルギーや膠原病が起こるのか?

     アレルギー、現代の医者は病気を治すといいながら、実は病気が何であるかさえ知らないのです。ただ漠然と病名を付

    けて、症状を取れば病気を治していると思い込んでいるだけです。WHOの病気の定義さえ間違っています。


    WHOの定義によれば、病気とは健康でない状態、正常でない状態とされています。


    それでは健康とは、正常とは何でしょうか?病気でない状態、これはトートロジーと言うべきもので、同語反復にすぎません。何の説明にもなっていないのです。


    それでは、病気とはいったい何なのでしょう?実は、このような問題の立て方はあまりにも抽象的過ぎます。したがって、問いかけを変えましょう。


    病気の原因は何なのでしょう?このような問いかけに対して、病気というものをもっと具体的に考えれば、簡単に答えは出ます。そして病気の原因さえ知れば、あらゆる病気を治すことができるのです。


     例えば赤ちゃんがこの世に誕生したときに、お母さんは赤ちゃんが五体満足で母乳をたっぷり吸い込んでくれれば、健康な病気のない赤ちゃんであることに安心するでしょう。つまり、生まれつきもって産まれた遺伝子病はないのです。


    ところがそうこうしているうちに、急に赤ちゃんが熱を出したとします。このとき初めてお母さんは赤ちゃんが何らかの病気になったと感じます。さて、この熱の原因は何でしょうか?ほとんどが風邪のウイルスです。つまり、体外から人体にとって生きた異物が侵入し、それを殺すために免疫反応が生じたのです。


    免疫のはたらきがなければ、重症になり、肺炎で死んでしまうでしょう。つまり、熱が出ると言うことは、免疫の英雄的な戦いの証拠に過ぎないのです。悪いのは、異物であるウイルスであって、決して熱ではないのです。しかしながら、医者もお母さんもまるで熱が病気であると考えているのは原始時代と変わりません。この風邪も、結局はお母さんからもらったIgG抗体と母乳に含まれている分泌IgA抗体と赤ちゃん自身の先天免疫を発動して治ってしまいます。


    風邪が治った後に、次に見られる症状として皮膚に湿疹が出てくることがあります。アレルギーの一つであるアトピーです。また、この湿疹自体が病気であるわけではないのです。この湿疹原因は、母乳に含まれる化学物質であります。湿疹は症状に過ぎず、アトピーの病気の原因は、赤ちゃんにとって不必要な化学物質である農薬や保存剤や防腐剤が赤ちゃんの食べ物に含まれているからなのです。


     人体にとって必要な摂取すべきものは、5大栄養素と、水と酸素(空気)です。このような空気や5大栄養素に異物が入ることがアレルギーの原因なのです。

    したがって、病気の根本原因を除去すれば、病気の証拠である症状も生じないのです。


    ウイルスによる感染症も起きないようにするためには、環境に見られるウイルスや細菌や真菌を絶滅させればいいのです。完全に絶滅が可能となったウイルスがあります。それは天然痘です。何故天然痘は絶滅可能となったのでしょう?答えは簡単です。1796年にイギリスのエドワード・ジェンナーが世界ではじめて天然痘のワクチンを作り、200年間も全世界でその接種が行われ続けた結果です。今現在様々なウイルスや細菌に対してワクチンが造られていますが、世界中でそのワクチン接種が行われ続ければ、いくつかのウイルスや細菌が消滅する可能性があります。


     それではワクチンはどのようなはたらきをするのでしょうか?ご存知のように、ワクチンも弱毒のウイルスであり、細菌であります。この弱い生きた異物を投与すると、病気の原因は体内に侵入しているのにもかかわらず、免疫との戦いにすぐ負けてしまうほど弱いので、症状として自覚されず、しかも免疫のはたらきの中枢であるTリンパ球やBリンパ球は、その異物を記憶しており、本当の強い同じ生きたウイルスなどの異物が侵入するのに備えとなるのです。つまり、本当に手ごわいウイルスや細菌が侵入すれば、すぐにIGg抗体を作り、いとも簡単に症状を起こさずに殺すことができるのです。



     次に、アレルギーの場合はワクチンが作られませんが、何故ワクチンが作られないのでしょうか?答えは簡単です。アレルギーを起こす根本原因である化学物質は死んだ異物であり、殺す必要がないからです。ワクチンのはたらきは、殺すべき武器であるIGg抗体をできる限りすばやく作ることです。しかし、アレルギーのはたらきは、殺すのではなくて、そのまま体外に排除するだけであります。しかも最後は、最近発見されたサプレッサーT細胞(免疫反応抑制T細胞)とアレルゲンは結びついて、アレルギーの症状が消え、アレルゲンと人体は共存できるようになるのです。言い換えると、増殖し続ける生命体であるウイルスや細菌は、殺さなければ、こちらが殺される敵であるために、共存は絶対不可能なので、IgGを作って殺してしまわなければならないのです。この仕事を安全に素早く可能にするためにワクチンを投与するのです。一方、死んだ化学物質は、増殖しないがゆえに共存可能なのです。このような共存をもたらすはたらきを免疫寛容といいます。このはたらきも免疫のはたらきの一つなのです。


     このアレルギーに対する免疫寛容を15年前に私は臨床で世界で初めて見つけたのです。見つけることができた理由は、ステロイドを始めとする一切の免疫抑制剤を用いないことによって、サプレッサーT細胞も、抑制されずに最後にサプレッサーT細胞が働き出し、IgE抗体が作られなくなることを発見できたからです。ついでながら、サプレッサーT細胞は、レギュラトリーT細胞ともいい、日本語では制御性T細胞と訳されます。


    ここで、次に、子供でも見られる現代の最も困難な病気だとされている膠原病(その代表が関節リウマチです)について述べましょう。膠原病は、実はアレルギーの特殊型であり、元来アレルギー抗体であるIgE抗体で排除すべきものをIgG抗体で処理するときに生じる症状なのです。膠原病が敵にしている異物は、アレルギーが敵にしているアレルゲンと同じものなのです。

     それでは何故同じ死んだ異物を免疫ははじめからIgE抗体ではなく、IgG抗体で処理しようとするのでしょうか?それは、人体の免疫のシステムは人体にとって異物であることは認識可能であるのですが、その異物が殺すべき生きた異物か、殺す必要がない死んだ異物であるかを認識することはできないからです。抗体を作るためには、全ての異物は抗原提示細胞という細胞に捕らえられ、断片に粉砕され抗原提示細胞のMHCという蛋白と結びついてはじめてTリンパ球やBリンパ球に提示する必要があるからです。


    ここでTリンパ球やBリンパ球は『敵が人体に入ってきた』ということを初めて認識し、抗体を作らせ始めるからです。抗原提示細胞で異物が断片にされてしまえば、全ての異物は生命に関わりのないペプチドとなってしまい、敵が生きているか死んでいるかは抗体を作るときには全く関係のない事柄になってしまうのです。


     それでは、なぜ免疫は最初に殺すためのIgGを作るのでしょうか?それはウイルスや細菌などの増殖する異物が体内に入ると、早く殺してしまわないと無限に増殖し、命が奪われるからです。免疫は異物である限り怖い敵と考え、殺す必要がないと判断すれば抗体のクラススイッチを行い、殺す武器であるIgGから排除する武器であるIgEに変えるシステムを進化の中で確立したのです。


     それではどうして殺す必要がない敵をいつまでもIgGを作り続けて膠原病が起こるのでしょうか?それは免疫を抑制するからです。免疫を抑制する原因は3つあります。


    1つは医者がステロイドをはじめとする免疫を抑える薬を長期に渡って大量に出すためと、2つ目はストレスがかかりすぎ

    てストレスホルモンであるステロイドを自分の副腎皮質から大量に放出し続け、免疫を抑えるためと、

    3つ目は妊娠中や更年期までに女性ホルモンを大量に放出し続けるためであります。



    免疫を抑えない限りは、自然な人間の免疫は、IgGを簡単にIgEへと変えるメカニズムが備わっているのです。このメカニズムは、免疫を抑制することによって妨害され、死んだ異物をIgGで処理してしまうからです。したがって膠原病を治すのは、免疫を高めることによって自然にIgEに戻してあげれば、あとはアレルギーとして免疫寛容を起こせば、膠原病も治ってしまうのです。

     さて、これ以外に病気の原因となるのは何でしょうか?子供には見られないのですが、いわゆる成人病と癌があると考えています。癌は私は実は病気とは考えていません。


    癌の原因とは何でしょうか?自分の正常な細胞の遺伝子が変異し、異常に増殖し続ける癌細胞になるのです。いわば癌細胞は自分の細胞が作り上げた異物でありますから、内なる病気と言えるかもしれません。


    しかし、私達の生命は遺伝子の命令により営まれています。遺伝子があっての生命であります。この遺伝子が死を命令する限りにおいては、癌細胞を単純な異物と捉えることは不可能です。しかも癌は99%老人の病気です。いわば癌は遺伝子自身が、『人を十分に生かしきった』という責任を果たした老年期に、遺伝子自身が自らに死を命じたとも考えられます。

    いわば遺伝子の自殺とも呼べるくらいです。免疫を支配する遺伝子自身が狂ってしまうところが他の病気とは全く違うのです。病気とは異物と免疫の戦いであるわけですから、免疫を支配する遺伝子が狂ってしまえば、癌細胞という敵は単純な異物ではないことがお分かりでしょう。このような意味で癌は病気の埒外にあるものであり、病気と同列に論じることはできないのです

     一方、成人病はどのようにして起こるのでしょうか?成人病には糖尿病、肥満症、高脂血症、高血圧症、動脈硬化症、脳卒中、心筋梗塞などがあります。



    糖尿病の原因は、不必要に炭水化物を取りすぎたからです。つまり、必要なエネルギー源である糖が必要以上に摂取され、処理できない異物になったと考えられます。肥満症や高脂血症も、不必要なほど脂肪、炭水化物、蛋白を摂取したために処理しきれずに人体に蓄積され、いわば異物になり、血管や組織に蓄積されすぎたことが原因です。その結果、動脈硬化症が生じ、蓄積したLDHコレステロール(悪玉コレステロール)が大量に動脈に付着し、動脈の中膜に侵入し、これを排除しようとして、マクロファージが貪食するときに炎症が起こり、アテローマ(粥状硬化症)を生じ、その結果心筋梗塞や脳卒中を惹起するのです。つまり、成人病は必要なものを摂取しすぎて異物となり、処理しきれなくなった状態と言えます。

     このように子供から大人までの現代の全ての病気を概観すると、病気の原因の実態が分かってきます。病気の原因は、人間にとって不必要な異物(生きた異物も死んだ異物も含めて)が人体内に摂取されたためなのです。したがって、病気を治す方法は実はきわめて簡単なことなのです。それは異物を入れないことです。とりわけ生活習慣病といわれる成人病は食事を食べ過ぎなければいいのです。つまり、栄養過多にならなければよいのです。それは実に簡単なことです。


     しかし、それでもどうしても避けられない異物があります。それは感染症を起こすウイルス、細菌、真菌や、文明の作り出した化学物質であります。このような避けられない異物をどのように人体は処理するのでしょうか?これも答えはきわめて簡単です。免疫がその侵入者を認識し、それを殺すべく発動し始めるのです。免疫とウイルスや細菌との戦いが感染症となり、人類はこの敵と何千年も戦い続けたのでありますが、これらの感染症は、免疫の力を手助けするワクチンや抗生物質が作られたので、近頃感染症で亡くなる方は、50年前と比べて、圧倒的に減りました。感染症が減ったために寿命も延びたのです。

     次に、文明が作った化学物質によるアレルギーに対しては、どのようにすれば治るのでしょうか?これも私の答えは見つかっています。最近わが母校の京都大学の坂口志文先生が見つけてくれた数少ないサプレッサーT細胞にアレルゲンが結びつけば、免疫寛容が起き、私が15年前から唱えている自然後天的免疫寛容を起こせばよいだけなのです。ここでいう「自然」という意味は、免疫を抑制せずに、ということであり、「後天的」という意味は、アレルゲンに対して人間は先天的に免疫反応を起こすよう定められていますが、生命を脅かすものではない死んだ化学物質とは、サプレッサーT細胞の後天的な学習によって、免疫寛容が起こるということです。

     さらに、アレルギーと共通の敵をIgG抗体で処理しようとするときに生じる膠原病(関節リウマチなど)はどのようにすれば治るのでしょう?これもきわめて簡単です。わが母校の京大の本庶佑先生が発見された免疫のクラススイッチの遺伝子を発動させればいいだけです。このIgGからIgEへのクラススイッチの遺伝子は免疫を抑えない限り、ごく自然に発現されるのです。


    この免疫のクラススイッチと、免疫寛容の具体的なプロセスについて述べましょう。まずお断りしますが、この部分の免疫のプロセスは、極めて難解な上に、精巧で複雑で絶妙なものなので、素人の患者が完全に理解することは困難です。免疫学者でさえ完全には理解しているとは言えない部分もあります。何故ならば、免疫学者は臨床をほとんどやっていないからです。したがって、大まかなストーリーを述べておくにとどめておきます。



     まず、免疫のはたらきは、異物が人体に侵入することから始まります。次に、マクロファージ(大食細胞)や皮膚や粘膜の組織にある樹枝状細胞の一種であるランゲルハンス細胞や、リンパ節に見られる樹枝状細胞の一つであるフォリクルデンドリティック細胞(濾胞性樹枝状細胞)などがこの異物を貪食し、この異物をリンパ節まで運び、そこで濾胞性樹枝状細胞がB細胞に、またランゲルハンス細胞はT細胞にこの抗原を提示します。そして、提示された抗原とぴったりと結びつくことができるヘルパーT1細胞(Th1)からインターロイキン2(IL-2)、インターフェロンγ(IFN-γ)が作られ、これらのサイトカインは大食細胞を刺激します。


     ここで、インターロイキン2(IL-2)とインターフェロンγ(IFN-γ)のはたらきについて説明しておきましょう。これらはBリンパ球が抗体を作るときに直接関わりがあります。まずIL-2は、ぴったりとマッチする抗原を認識したBリンパ球はIL-2に対するレセプターをBリンパ球の膜の表面に大量に発現します。すると、活性化されたヘルパーT1リンパ球から作られたIL-2と結びつくことができて初めて、Bリンパ球は増殖することができるのです。Bリンパ球が増えないと、抗体は作れないので、この作用は極めて重要なのです。次にIFN-γについてであります。実は、Bリンパ球はTリンパ球に依存せずに活性化することができるのです。同種の繰り返された抗原(エピトープとも言います。エピトープは免疫原と言ってもいいでしょう。)を持った抗原に対しては増殖することは可能であるのですが、これだけでは抗体を作ることはできないのです。このときに、マクロファージから作られるIFN-γと結びついて初めて抗体を作ることができるのです。この抗体の作られ方は、Tリンパ球には依存していないのです。Tリンパ球と結びついて、Bリンパ球が抗体を作る話を次にしましょう。

     さて、Th1細胞はBリンパ球と結びつくと、B細胞(Bリンパ球)はIgG抗体を作りはじめます。実は、Tリンパ球とBリンパ球も、こんなに簡単に結びついてIgG抗体をつくるわけではないのです。先ほど述べたように、樹枝状細胞で提示された抗原は、実はMHC‐classⅡと結びついた抗原というべきものであるのです。この抗原と結びついたT細胞は、細胞膜の表面にCD40Lという蛋白を発現します。B細胞の細胞表面にはCD40という蛋白があります。このCD40LとCD40とが結びついて初めて、Bリンパ球が活性化され、抗体を作り始めるのです。このようなCD40Lの働きをco‐stimulation(共刺激)と言います。この刺激がない限りは、Bリンパ球は絶対に抗体を作ることはできないのです。

     この共刺激の作用がなければ、反応が始まらない例があります。先ほどTリンパ球と樹枝状細胞であるランゲルハンス細胞とが結びつくと言いましたが、実はTリンパ球の細胞膜表面にあるCD28という蛋白と、ランゲルハンス細胞の膜表面にあるB7とが結びついて初めてTリンパ球は活性化して、敵を見つけたという信号を核に送るのです。このときは、共刺激(co‐stimulation)を行うのは、ランゲルハンス細胞のほうなのです。

     このようにしてBリンパ球から作られたIgG抗体は、結合組織に見られる同じ異物と結びつき、これらがさらに大食細胞とも結びつくと、大食細胞がその異物を貪食し、殺し溶かそうとしますが、生きた異物は殺し溶かされてしまい、仕事は終わります。しかし、その異物が死んだ化学物質であれば、殺し溶かされることができないので、しかたなく、この溶けない化学物質をマクロファージは結合組織に吐き出し、どんどん結合組織にたまっていきます。すると次に、ヘルパーT2細胞(Th2)とこの溶けない化学物質は結びつき、Th2細胞はインターロイキン4(IL-4)を作り出します。このIL-4はBリンパ球と結びつき始めると、今度はこのBリンパ球はIgG抗体ではなくて、IgE抗体を作るようになります。このように、IgGからIgEに抗体を作りかえることをクラススイッチといい、このクラススイッチを起こす遺伝子を見つけたのが、本庶佑先生なのです。

     ここで、もう一度注意を喚起しておきたいのですが、ヘルパーT細胞には実はヘルパーT1細胞と、ヘルパーT2細胞の2つがあると言いましたが、本当は免疫のはたらきを理解するために作られた思考の上で都合のよい分類に過ぎないのです。さらに、ヘルパーT0細胞が存在すると考える場合もあります。このヘルパーT0細胞から出会う抗原の種類とかサイトカインによってT0細胞からTh1細胞や、Th2細胞になっていくと考えていくと、T細胞の働きを理解しやすいというだけです。本当はヘルパーT細胞は1種類のヘルパーT細胞自身しかないのです。要するに、異物を殺すときにはTh1細胞が働き、死んだ異物であるアレルゲンを排除するときにはTh2のはたらきがあると勝手に考えたほうが都合がよいだけなのです。このお話はこのくらいにしておきましょう。

     そしてさらに、作られたIgE抗体がこの化学物質と結びつきます。IgE抗体には痒みを起こすヒスタミンを作り出す肥満細胞と結合するレセプター(受容体)を持っているので、簡単に組織に大量にある肥満細胞と結びついてしまいます。すると痒みを起こすヒスタミンが肥満細胞から放出され、アレルギー(アトピー)が起こるのです。ここで注意しておきたいのは、IgG抗体は肥満細胞と結びつくレセプターがないので、アレルギーが起こせないのです。一方、IgE抗体は、大食細胞と結びつくレセプターがないので、生きた異物を殺す仕事には参加できないのです。

     最後はアレルギーの状態になると、このアレルギーに対する免疫を抑えない限りは無限に入ってくる化学物質は最後の最後にはサプレッサーT細胞と結びついて免疫寛容を起こし、私たちはこのアレルゲンと共存し続けることが可能となるのです。

     このように病気の根源を考えていくと、免疫というものは、敵に応じて殺すものは殺し、共存すべきものは共存できるというはたらきを生まれつき全ての人間は内蔵していることがわかるのです。つまり、免疫のはたらきは、人体に侵入した異物を認識することから始まり、さらに殺すべき敵と、排除すべき敵とを認識し、最後は合理的に人体を異物から保護しているのです。

     にもかかわらず、何故医者は免疫を抑えようとするのでしょうか?その理由は2つあります。


    1つは医者が使う薬は免疫を抑える薬しか作れないからです。


    本来ならば、免疫を上げる薬が作られれば、それこそ免疫はなくてもよいくらいのものですが、これはふかのうなことなの

    です。

    じつは免疫をあげるためには2つしか方法はありません。


    異物を人体に投与する場合と、2つ目は一時的に免疫を抑制した後に、免疫の抑制を取ることによって起こさせる場合で

    す。後者をリバウンド現象と呼びます。


     何故私は他の人が治せないアレルギー、膠原病を治せるのでしょうか?

    世界でただ一人私は免疫を抑えることをしていないからです。免疫こそ命の泉なのです。この命の泉を枯らしているの

    は、現在製薬メーカーが作っているステロイドを初めとする全ての免疫抑制剤なのです。


    これらは免疫と異物との戦いの証拠である症状は免疫を抑えることによって一時的に除去できますが、後でリバウンド現


    象に苦しむことになるのです。つまり私の仕事は99%以上がこのリバウンド現象の後始末を行うことであると言えます。

     最後に、私がこのレベルに到達するのに困難な自分独自の免疫を抑えない臨床をやり始めて20年かかりました。


    その間に、免疫学は長足の進歩を遂げました。この免疫学を完全に理解すると同時に、おびただしい数の患者方を臨床

    で治癒させていくなかで見つけ出したものなのです。



     このように、病気は全ての人間に平等に与えられている免疫が治してくれるのです。


    したがって、免疫は絶対に正しいのです。免疫は絶対抑制してはならないのです。



    免疫を抑制すれば必ずリバウンドという免疫の逆襲に遭います。ところが、悲しいことに、製薬メーカーが製造しうる薬は

    全て免疫を抑制することしかできない薬なのです。したがって、病気は医者や医者の出す薬で治すものではなく、自分の

    免疫だけで全て治すべきものであるのです。
    注目の手記・ブログ

    ● 「心と体(リウマチさん、ありがとう)」 安江 幸代 56歳

    ●「クローン病完治まで」 小西竜二 32歳

    ●かあさんくまさんの松本医院のアトピー治療ブログ

     (2人娘はアトピっ子。「絶対に治る!」という主治医のコトバを信じ、ステロイドや抗アレルギー剤を使わず、漢方治療を

    はじめました・・・)

    僕がこだわるのには、母は膠原病で 父は癌。

    二人ともまだ50代で他界しました。

    父は仕事〜の毎日 、母も雑多な事柄に追われる日々、

    いい年になってきますと、走馬燈のように、色々思い出します。

    最愛の夫婦でしたから、、*

    身体の事に深い興味を覚える様になったのは

    その頃から、そういった訳なんです。また、父も小さな漢方薬のメーカーをやっていましたので。
                     
            

    緑内障、近視などで不安のある方へ~お知らせです!

    2014/ 08/ 07
                     
                     
            

    第1424回「春の味覚と言えば?」

    2012/ 05/ 04
                     
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    こんにちは。 トラックバックテーマ担当の木村です。今日のテーマは「春の味覚と言えば?」です。食欲の春とは言いませんが、秋に負けず美味しいものがある春。そこで今日は「春の味覚」がテーマです春の味覚で代表的なものと�...
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    パッ!と思いつくのは、たけのこ、キャベツ、ふき、うど、菜の花、そら豆?、さやえんどう、いちご、

    いよかん、真鯛、とびうお、あさり、はまぐり* かなァ~。

    いずれにしても、旬の食材は 基本栄養素の他 ミネラルが豊富で 身体にいいんです*

    これから夏に向けて、美肌、健康美、美ボディをめざすならば、

    先回お話した プチ断食と組み合わせてスタートしてみてはいかがですか?

    ご自分のペースでネ*